犬は先祖はオオカミ(と言われて)で同様に集団で狩りを
して獲物をとらえていました。指揮をとるリーダーがいて、各々の持ち場や役割が
きちんと決まっていたわけです。

犬の社会はリーダーを頂点とした厳格なタテ社会を形成していました。
その習性は現代の犬も持っており、家庭で飼われているペット犬にとってリーダーは
家庭の主となります。その習性上気をつけなければならないことは、後から加わる家族です。
例えば赤ちゃんがいえます。
犬にとって、リーダーは主、後から来た者は目下の存在と
考えてしまうことがありますので、小さい子がむやみに犬に手を出そうとすると
目下のやつが何するんだい!とばかりに噛みついてしまうこともあります。

しかし、不安になることはありません。犬にとって目上の者、つまり家の主や
そのパートナー等が、犬にこの子は君の目下の者ではないんだよ、という態度で
接してあげれば犬も理解するはずです。

飼い主さんが正しい知識を持って接すれば、犬はよきパートナーになります。
犬は、飼い主やかわいがってくれる人に対しよく服従し、
愛情を注いだ分、愛情を注ぎ返してくれます。

猫は単独で狩りをする肉食動物です。集団を作って生活する必要がなかったため、
猫には社会性がありません。他者に合わせる、協力する、リーダーに
服従するといった意識がもともとないのです。
ですので、集団の和を乱すことに抵抗のある日本人は特に、猫は気ままで
わがままなイメージを持ち、そんな猫が嫌いだったり憧れの理想のの姿だったりと
意見が分かれるのではないのでしょうか。

しかし、エサが十分にあるところでは猫も集団を作り、社会性をみせます。
人間のもとで不自由のない生活を送る猫は、飼い主を母猫とみなし、
子猫のようにあまえんぼうでさみしがり屋な面を見せることもあるのです。
この冷たい素振りとたまに見せる甘えた態度、いわゆるツンデレな
要素が、猫の最大の魅力という人も多いでしょう。

犬の習性
記憶力がよく、感情が豊かです。
群れで生活し、順位をつけます。人間が犬より順位が下にならないように気をつけます。
警戒心が強く縄張り(領域)をはります。
食事を守り,親犬は子犬をかばいます。食事中の犬や子犬をつれた犬には近付かないようにしましょう。
動くものを追いかけ,捕らえようとします子供など近くで遊んでいたら注意が必要です。
清潔好きです。ブラッシングし、犬小屋を掃除しましょう。
飼い主に深い愛着をもち、よく服従します。
愛情が深い分、ヤキモチ焼きでもあります。
運動を好みます

猫の習性
夜行性なので昼間は寝ていることが多いです。
自尊心が強く、単独行動を好み、拘束されることを嫌います。
警戒心が強く、防御的です。
キレイ好きで身体や居場所を汚しません。
好奇心旺盛で動くものを追いかけます。
獲物を捕まえる時には根気よく待ち忍び寄ります。
高いところを好みます。
頻繁に爪とぎをします。爪とぎを用意してあげます。