アニマルセラピー、アニマルヒーリングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
わんちゃんの飼い主さんであれば、犬の癒し効果は言うまでもないと思いますが
世界中で動物が治療の一環として活躍しています。
古くは療養施設において治療目的で動物が導入されたのは
18世紀末のイギリスの収容所だそうです。
収容所は精神障害者の施設で、自分をコントロールするために
動物の世話が導入されたといいます。
最近、日本でも一部の老人ホームや知的障害者施設で、
犬などの動物を飼ったり、動物と触れ合う機会を取り入れています。
こうした施設では、不思議なことに人々の健康状態が向上していくそうです。
これぞまさに、アニマルヒーリングの威力ですね。
犬は、アニマルヒーリング・パワーを秘めた、最も身近な動物でしょう。
海外では、ボランティアの方が犬を連れて老人ホームを定期的に訪問しているそうです。
また老人の元気の源になるだけでなく、アメリカや韓国の
少年院では支援プログラムで、罪を犯した少年に犬を世話させ、犬の訓練を通して、
命の大切さや思いやりの心を取り戻し、再犯防止や自立に大きな効果をあげています。
犬の世話をすることで、アニマルヒーリングのパワーを感じることができ、傷ついた心が癒され、責任感や思いやりが強くなったのでしょう。
日頃から愛犬に癒されている飼い主さん、飼い主にかわいがられている
わんちゃん、双方にとって良い関係でいられると
相乗効果でより強力なパワーを発揮するのでは?
【アニマルセラピーがもたらす効果】
生理的な効果
病気の回復、血液やコレステロール値の低下
心理的な効果
リラックス、不安感を減らす、気持に張りが出る
責任感が強くなる、思いやりの気持ちの芽生え
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