ワンちゃんの鳴き声がおかしい時には
ノドや肺などのトラブルばかりではなく
心臓などの循環器系に問題がある場合があります。

フィラリアなどに感染してしまっている場合も
普段と違った感じのセキなどするので要注意です。

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●犬の鳴き声がおかしい
しゃがれた声で鳴く時は、咽喉頭炎、食道疾患、腫瘍の疑いがある。

動くと痛がる。激痛を訴える様な鳴きかたをしている時は、
骨折や脱臼、結石、外傷の
疑いがある。

●犬が咳をする
乾いた咳をする。
咳をした後に白色の泡状の物を吐く時は、慢性気管支炎、
ケンネルコーフ、気管虚脱の疑いがある。

湿った咳をする。発熱、食欲不振、鼻水、
目やにを伴う時はジステンパーの疑いがある。
喉の奥でガラガラしている時は、気管支炎、
急性肺炎、肺水腫、肺内出血の疑いがある。

●犬の呼吸がおかしい
苦しそうな呼吸をする。
横になるのを嫌がる。
チアノーゼを起こしているなどの時は、
横隔膜ヘルニア、気胸、急性扁桃炎、気道閉塞、
心不全、気管虚脱の疑いがある。

早い呼吸する。鼻の穴をピクピクさせる。
口を開いて呼吸をするなどは、気管虚脱、気管支炎、
肺水腫、肺内出血、気胸、腹水、フィラリア症、動脈管開存症の疑いがある。

運動により呼吸が激しく乱れ、呼吸がおかしい時は、
心不全、フィラリア症、肥満の疑いがある。

喉からガーガー・ヒューヒューと雑音が聞こえる時は、
喉頭炎、軟膏蓋異常、口蓋破裂の疑いがある。

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