サプリメントは「食品」ですので、摂ることで体に悪影響が出るようなことは基本的にありません。

ただし通院中の場合、処方されている薬や食餌との兼ね合いが問題になる場合もありますので、
念のためかかりつけの獣医師に相談されることをお勧めします。

多くの場合は、肝臓の代謝酵素に影響を与えて併用しているお薬の効果が急に弱まったり、
また副作用が強く出すぎたりするケースがまれにあるからです。

※タヒボやラクリス菌ではこのような報告はなく、むしろ抗がん剤や他のサプリメントと
積極的に組み合わせることをお勧めいたします。

また、犬と人では栄養素の必要量などもかなり違ってきます。
例えば犬には人の5倍のたんぱく質と23倍のカルシウムが必要ですが、
塩分は1/4しか必要としません。

また、犬だけに有害な食品もあります。
ネギ類(タマネギ、ニラ、ニンニクなど)やチョコレートなどです。
特にネギ類は溶血性貧血を起こしますのでスキヤキの煮汁なども要注意が必要です。

食事も犬には専用のドッグフードが一番なように、サプリメントも犬専用のものをおすすめします。

サプリメントを与える量は、基本的に製造メーカーの説明に従って与えるようにします。
飼い主さんが抱いた状態で一緒に体重を測り、そこから飼い主さん自身の体重を引けば、
犬の体重が分かります。
それで、体重にあわせ量を加減して使うことが可能です。