ワンちゃんと人間は当然年のとり方も違います。
ライフステージも早く、それに対応した栄養のバランスが必要となります。

一般的に、ワンちゃんの年齢とライフステージとの関係は、
下記のようになっています。

1.哺乳期:生後約0日から30日くらいまで
母乳か代用乳のみを与える時期。

2.離乳期:生後約20日から60日くらいまで
初めて食べ物を口にするようになる。

3.成長期:生後約50日から1年くらいまで(幼犬)
育ち盛りで多くの栄養を必要とする。

ただし、大型犬の場合は、この期間よりも長く成長期となります。
犬種によっても異なりますが、大型犬の場合約2年くらいまでが目安です。

ちなみに、この成長期ですでに腸内には悪玉菌が住み始めています。

4.維持期:約1歳(大型犬の場合は約2年)から8歳くらいまで(成犬)
食事量が安定してくる。

5.高齢期~老犬期:約7~8歳以降
少しずつカロリーを減らす必要がある。

ただし、老化には個体差があるために、全てのワンちゃんが
この時期から老犬というわけではありません。

また、一般的に大型犬は老化が早く寿命も短い、小型犬は老化が
遅く寿命も長いと言われています。

6.その他(妊娠、授乳期)
母犬が子犬のためにも十分な栄養が必要な時期です。

人間同様、ワンちゃんも成長段階に合わせた食生活が必要になります。