離乳期は生後20~60日頃です。
それ以降になったら離乳食を4時間置きぐらいに与えます。

離乳期になってくると、子犬の乳糖分解能は低くなってくるため
牛乳中の乳糖によって下痢を起こすことがあります。

生後20日頃から乳歯は生えてきますが、
食物を消化する能力はまだまだ低いので
柔らかくて消化の良いものを与えましょう。

離乳食は高タンパク、高カロリーが基本です。
授乳中の母犬及び成長期初期の子犬の、
高い栄養要求を満たすよう考慮されたペットフードを選びましょう。

離乳初期では消化管の状態や消化酵素の働きがまだ未熟な状態です。
デンプンの量を制限することで下痢のリスク減らしたり、
「ラフィノン」を与えることによって、腸内善玉菌を維持・増殖させることも必要です。

犬の食物アレルギーは離乳期から幼年期に獲得されやすいといわれていますので、
与えるペットフードのメーカーや原材料にも細心の注意を払っておきましょう。

ここでも「ラフィノン」を与えておくと、解毒作用などによりアレルギーの原因
になってしまう抗体ができにくくなります。