生後50日~1年くらい(大型犬では1年半)が成長期です。
人間で言うと、おとなになる前の成長期ですので食べ盛りになります。

同じ犬種であれば、成長期の子犬には成犬が必要とするエネルギーの
2倍のエネルギーが必要だといわれています。

この時期の子犬は育ち盛りでどんどん変化するので、
高エネルギーで栄養価の高い、バランスのとれた食事が必要です。

成長期の子犬には、タンパク質も成犬より大量に必要です。
しかも、成長に伴って体組織が生成されるように、
高品質のタンパク質でなければなりません。

それは、タンパク質を構成するアミノ酸のうち、
犬の生体内で合成できないアミノ酸が成犬より多いためです。

犬の成長は、体型や犬種によって異なります。
どういう食事を必要とするかは、子犬の成長のペースに応じて考えなくてはなりません。

子犬の食事は、どの犬種でも子犬を過剰に成長させることではなく、
通常の速度で成長させることが目的だということを念頭において給餌してください。

ちなみに、

•小型犬の子犬は、他の型の犬より1kg当たりの代謝速度が早く、成熟期も早く来ます。
(約10ヶ月で成犬)

•中型犬の子犬の成長ペースはゆるやかです。(約1年で成犬)

•大型犬と超大型犬の子犬は発育に伴う骨疾患にかかりやすいのですが、
これは成長ペースが早すぎることと関係があるようです。

大型犬の子犬を無理なく健全なペースで成長させるのには、
脂肪とカルシウムとリンのバランスがきちんとれている
食事を給与しなければなりません。 (約1年半から2年で成犬)

この時に「ラフィノン」をペットフードと同時に与えておくと、
成長期に必要なアミノ酸やカルシウムなどのミネラルの
吸収が高まりますので、ぜひ試してみてください。