犬は、ご存じの通り1歳を過ぎたらもう立派な成犬です。

犬種や体型、健康状態によって個体差はありますが
犬の一生は約10?15年と言われています。
犬の寿命は人よりも短いですが、飼い主が栄養状態や
健康状態に気を付ければ、長生きする事が出来ます。
中には20年以上生きる犬もいます。

長く一緒に暮らすためには6?8歳を過ぎた頃から
犬の老化を見逃さないよう注意が必要です。
例えば、目の周囲・口元に白髪が生えて来たり、
視力・聴力・臭覚の低下や臓器の低下、更には免疫力の低下など症状は様々です。

愛犬と幸せに快適に生活を送るためには、日頃から食事や運動に気をつけ
愛犬が老後を迎えたら、ペットの老化・老齢を受け入れて前向きに生活する事です。

獣医師と相談し、ごはんは柔らかいものを与えてあげたり
お散歩も距離を控えたり、気候の様子を見る等してください。
忘れてはいけないことは、わんちゃんが
長生きする秘訣は飼い主の愛情にあるということです。
家族の愛情こそがわんちゃんの生きる為の力になることでしょう。

視力の低下
眼球が白っぽく濁り目(白内障)。暗い所で見えにくくなる。
物へぶつかったりして怖いので動かなくなって来る。

聴力、臭覚の低下
感覚器が衰える。呼んでも直ぐに来なくなり、呼びかけや音への反応が鈍くなる。


歯石などが原因で歯周病になったり、歯槽膿漏で口臭がきつくなったり、
歯が抜けることもある。


目の周囲・口元に白髪が出てくる。毛づやが悪くなる。

足腰
起きあがり方が重い動きになる。歩くときに足腰がふらつく。

行動
動きが鈍くなり不活発になる。散歩で疲れやすくなる。
食欲が落ちるなど。